歴史的瞬間とオレ

伊東〜札幌っつう今月最大の山場を越えた。気力があれば一日ずつ書けるくらいネタは豊富だけど、メンドイのでまとめる。つまり日記開始以来初めてのサボり。

17日〜18日
ゼミ合宿。もう卒業なので参考書どころか筆記用具も持たずに行った。騒ぎたいだけだ。夏のような波乱もなく、しっとりと最後の夜をみんなで過ごした。最後まで教授は名前を覚えることはなかった。また選挙に出たいって話とスカパーの何やら言う番組に出てるから加入しろって話をされた。安安でウインナーとかサービスしてくれたゼミ幹が誕生日で、サプライズで祝われて潰れて無意識で真っ裸になって女の子がキャーキャー言ってた。そんな感じで夜が明けて、オレだけ早朝に出発した。
急ぐので踊り子号に初めて乗ってった。前日はロマンスカーにも初めて乗った。長距離遠征は喫煙車両に限る。昼くらいに羽田に着いて、夕方には新千歳空港にいた。雪がハンパねぇ。こんな寒いとこを開拓した明治政府を恨む。耳がちぎれそうになりながらホテルまで歩いた。日本中から親戚が集まって、挨拶などして、みんなでカニを食いに行った。あんま好きじゃないけど結構食べれた。

19日
午前中はヒマなので一人で冒険。地図も何も持ってないのでどこに何があるかわからない。時計台を探してみたけど無理だった。ちょっと離れたとこにあったらしい。日本有数の歓楽街ススキノが近いだけあって、コンビニの入り口には風俗情報誌が堂々と平積みにされてた。
午後は結婚式と披露宴。オレの仕事は写真を撮りまくること。金がかかるのでプロに頼まなかったらしい。「写真撮りますー」って言うと「まあー、新婦の弟さん」とか言われてコップにビールを注がれる。それが何十回と続いた。当然ながら顔真っ赤。それでも普段なら意識ははっきりしてるんだけど、さすがにちょっと酔った。出席者全員が新郎新婦に一言いってくのだが、オレは立場と座席の関係上ラストの方だった。花粉症で鼻をすすり、涙目になり、酒のせいで顔を赤らめて、手が微妙に震え、喉もガラガラの状態で司会者(テレ東系列のアナウンサーらしい)が「はい、次はこちらの方から一言・・」と。容赦なし。そんなの聞いてないし忙しかったので全アドリブ。我ながら、簡潔に、ウィットに富んだスピーチであった。すると司会者が「笑いの中からも弟さんの素直な気持ちが伝わってきました、声を震わせてウンヌンカンヌン・・」いやいやいや、それほとんど酒のせいだから。端から見るとすごい寂しがりなのに泣くのを我慢する弟さんに見えたらしい。正直そこまで思い詰めてないけど、ついでなのでそうゆうことにしといた。
二次会も終わってやっと自由の身になったので、36の従兄弟とススキノへ。義兄も行く予定だったのだが、下戸な上に新婚さんでお姉ちゃんと遊ぶのも違うので自粛したようだ。とは言えオレらも従兄弟同士で風俗行くのも違う気がしたので、暗黙の了解でそれなりの店を3軒ほどハシゴした。それでも3件目はセクキャバ*1だったけど。なんかこっちと言い方が違って、こっちで言うセクキャバ(お触りアリ)=キャバクラ、普通のキャバクラ=ニュークラブとかそんな言い方をするらしい。オレ自身そんな詳しくない(スーパーテレビの知識程度)のでよくわかんね。それなりに楽しいのは確かだ。自分の金じゃないし。

20日
そんな感じで深夜にホテルに帰ってきて、式で撮った写真をプリント。わざわざ後から北海道へ郵送するのも面倒だってんでプリンターを持ってきてたんだ。それが終わって1時間くらい寝て、今度は義兄と早朝の市場へ。将軍様に頼まれた毛蟹を買う為。そんでホテル戻ってから1時間と飛行機の中で1時間と、とにかくウトウトしながら横浜へ帰宅。

*1:案内の人の勘違いでハードのとこに連れてかれた。ソフトすら行ったことないのに。